夢幻花
2017年 12月 12日
東野圭吾さんの夢幻花を読みました。
久しぶりの東野作品でしたが謎解きと複雑な人間劇を楽しめました。
殺人事件のキーワードはタイトルが示すように不思議な花です。
謎解きは被害者の孫娘と警察一家のはみ出し者で原子力を学ぶ大学院生。
そこに被害者に息子が救われたことのある刑事が絡んできます。
孫娘は水泳のトップアスリートがパニックで泳げなくなり自信を亡くしている。
大学院生は原子力が原発事故で続けていくことに意味があるか悩んでいる。
刑事は離婚後に離れた息子への対応を苦慮している。
挫折を味わった者たちが事件解決をきっかけに再チャレンジしようと。
読後本屋で東野圭吾の新参者シリーズが映画化されるというポスターを見ました。
タイトルは「祈りの幕が下りる時」でさっそく図書館で借りてきました。
新名神のオープンパレードに清涼飲料水の広告の派手な車が。
by rmct
| 2017-12-12 23:33
| 読書
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