けやきの森市民大学2
2015年 05月 21日
けやきの森市民大学の2週目の講師はは池坊由紀さんでした。
テーマは「いけばなにおける美の基準」です。
池坊の次期家元なので今日だけの聴講者もたくさん来ています。
京都の六角堂の北側に池がありその僧坊を池坊といういいます。
その僧侶が仏前に花を献じていけばなの名手として有名だったそうです。
池坊の歴史から始まり3つのスタイル立花、生花(しょうか)、自由化の説明がありました。
いけばなの美について科学的に説明することは難しいと思います。
生花と自由花でベテランと初心者のいけばなを受講者に判定させます。
偶然にも2例とも正解しましたが美に対する感覚は難しいものです。
「左右非対称」「季節感」「省略と誇張」「空間美」が大事とのことでした。
東福寺三門の柱には向こうまで見通せる穴があります。
by rmct
| 2015-05-21 19:08
| 見たり、聞いたり
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